【今日のコラム】今からでも間に合う!冬の備えに床暖房 その2 2019/02/06

【今日のコラム】今からでも間に合う!冬の備えに床暖房 その2
です。

前回に続き
そもそも床暖房は、新築の時に導入しなければならないものではありません。
リフォーム用の商品もい色々あるので、あとから導入することもできます。
では、実際にどんな種類があるのか見てみましょう。
床暖房には大きく分けて2つの種類があります。
一つは、温水式と呼ばれるもので、約60度に温められたお湯を循環させて
床を温める仕組みになっています。実際の床の温度は25度~30度程度なので
床に長時間座っていても火傷などをすることはありません。
これならペットのいるご家族も安心です。
温水式の一番の特徴は、スイッチを入れてから床が温まるまでの時間が短いことです。
また、奥様方にとっては電気代も気になるところですが、温水式は光熱費が安いため
長時間の利用に適しています。複数の部屋で同時に使っても、電気代はそれほど
高くなりません。
一方、デメリットは、エコキュートやエコジョーズなどの熱源機を設置しなければ
ならないことです。
もともとあるご家庭は問題ありませんが、ない場合は室外のどこかに設置スペースを
確保しなければなりません。
また、室内では温水を通すための配管工事も必要になるので、ランニングコストは
抑えられるものの、施工費を含めた初期費用はそれなりにかかります。

もう一つの方式は次回ご案内いたします。

住生活新聞 2019.02より