【空室対策】空室を使ってマル得ビジネス その2 2019/02/12

【空室対策】空室を使ってマル得ビジネス その2です。

前回に続き、詳細内容です

「書類のペーパーレス化で法人需要が急増」
第1回目の今回は、トランクルームビジネスについてご紹介します。
トランクルームの市場規模は現在、約500億円。ここ数年は毎年前年比5%
ペースで成長を続けています。少子高齢化が進む日本の中において、数少ない
優良市場の一つだといえるでしょう。もともとは個人向けに住宅地や郊外で
設置されるケースが多かったトランクルームですが、最近は書類の保管場所として
利用する法人を取り込むために、オフィスビルの中でトランクルームを運用する業者
も増えています。みなさんもオフィス街を歩いていて、トランクルームの看板を頻繁に
目にしているのではないでしょうか。なぜ、法人の利用が増えてきているのでしょうか?
横浜市内のオフィスビルの2フロアでトランクルームを運営しているオーナーによると、
「書類のペーパーレス化」が背景にあるようです。
一昔前までは契約書にしても見積書にしても、書類といえば紙で保管しておくのが当たり前
でしたが、今の時代、わざわざ紙で保管しておこうという事業者は少なくなりました。
データで保管しておけば場所も取りませんし、必要な時に検索一つですぐに必要な
書類を取り出すことができます。とはいえ、過去の書類まですべてデータ化するとなると
手間がかかります。古い資料になればなるほど閲覧する機会はほとんどないでしょうが
そうかといって中には廃棄することが出来ないものもあります。
事務所で保管しておくにしても場所を取るし…。
そんな時に役立つのがトランクルームというわけです。最近のトランクルームはセキュリティも
万全ですから、資料の保管場所としてうってつけというわけです。

では長くなりましたので続きは次回に。。。

「住生活新聞 2019.02から抜粋」