【空室対策】空室を使ってマル得ビジネス その3 2019/02/13

【空室対策】空室を使ってマル得ビジネス その3
です。
前回につつき空室の活用例ですが

「極端に低い退去率」
トランクルームビジネスには大きく分けて二つの種類があります。
一つは、空き地などを有効活用して、コンテナを設置したり、あるいは
プレハブ的な建物を建てて行うタイプで、郊外や住宅地などに多くみられます。
難点は、建築基準法の適用を受けるため、誰でもすぐに始めることができない点です。
また、初期投資もそれなりにかかってきます。一方、ビルの空室を利用して行う場合は
建物さえしっかりしていれば構造や築年数などはほとんど関係ありません。
固定式のパーテーションなどを使ってスペースを区切り、セキュリティ対策をするだけで
すぐに開業できます。部屋が狭ければ、1室そのまま貸し出しても構いません。
水道やガスなどは必要ないため、電気代以外のランニングコストもほとんどかかりません。
退去時は簡単な清掃を行うのみで、原状回復やリフォームなどをする必要もありません。
また、都内でトランクルームを10箇所運営する業者によると、「満室までには多少の時間が
かかるものの、一度埋まればほとんど退去がない」ことも魅力の一つだそうです。
解約のタイミングは事務所移転や資料を処分するタイミングなどに限られるため、
テナントとして貸し出すのと比べて圧倒的に解約率は低くなります。
部屋を区切って複数の法人に貸し出しておけば、すべてがまとめて解約にならない限り
収入がゼロになることもありません。常に安定した収入があるため、物件を売却する際の評価
も有利になります。

では長くなりましたので続きは次回に…

「住生活新聞 2019.02より抜粋」