【お困りごと図鑑】建物管理の嘘を暴け その1 2019/02/16

【お困りごと図鑑】建物管理の嘘を暴け その1 です。

~いつまで高い料金払い続けますか?【適正価格とは】~

収益不動産を所有する方にとって、エレベーター管理や消防点検、貯水槽清掃、機械警備…などの建物の管理料は、毎月かかる経費なので安い方が良いにきまっています。しかし、これらのメンテナンス費用には、実は低下のようなものがないため、消費者ではるオーナーが比べるのは困難です。同じメーカーのものを使っているにもかかわらず、地域によって値段が変わるのには、どのような理由があるのでしょうか?今回は、エレベーターについて考えてみたいと思います。
エレベーターの管理を行う上で重要なのは、どの会社に任せるかです。メンテナンス会社にはメーカー系と独立系があり、それぞれ違ったメリットがあります。
①価格メリット
価格については、独立系の方がメーカーよりも3割から4割くらい安くなるケースが多い。例えば、メーカーで月額2万5千円のPOG点検を独立系に変えることで月額1万5千円になるとする。年間だと12万円安くなる。エレベーターの交換期間を30年間とすると、トータルで360蔓延もの差額が生じる。
また、大規模改修のエレベーター交換の場合でも見積りをとったところ、メーカーで850万円。独立系では400万円であった。両者の差額は450万円、この費用も含めると30年間の合計は810万円となる。これは一例の為、地域やメーカーによって金額は異なるが、メーカーと独立系では価格面でこれだけの差が出ることも珍しくない。

では長くなりましたので、続きは次回に…