【お困りごと図鑑】建物管理の嘘を暴け その2 2019/02/17

【お困りごと図鑑】建物管理の嘘を暴け その2 です。

前回の続きで

②安心メリット
独立系に比べてコストはかかるものの、メーカーを選ぶメリットももちろんある。何よりの強みは安心だろう。独立系はたくさんあるが、その中から消費者が会社の良し悪しを判断するのは難しい。その点メーカーの場合、全国一律で同じサービスが期待できる。自社で部品もストックしている為、故障時の対応も迅速だ。ン芯を求めるのであれば、断然メーカーがおススメだ。

独立系、メーカーそれぞれ一長一短ありますが、消費者からすれば、安く、それでいて対応の良い会社を選びたいと思うのは当然のことです。価格を重視するのであればどうしても独立系になりますが、その中でできるだけ対応の良い優良な会社を見分けるにはどのようにすればよいでしょうか?
それを見極めるポイントをあえて挙げるとすると、修理部品をどれだけ保有しているかです。実際の在庫を教えてもらうか、もしくはその会社の部品倉庫を見せてもらうのが良いです。良い会社であれば、部材の保管がしっかりしていて、修理部材が豊富にあります。ということは、それだけ迅速に対応できる体制がそろっているというこになります。万が一、部品が欠品していてメーカーからの取り寄せになると、それだけ数日間のロスになってしまいます。その間、入居者に負担を強いることになり、せっかくの信頼関係が損なわれてしまう可能性もあります。
経費はどうしても、金額だけに目が行きがちですが安かろう悪かろうでは意味がありません。価格的なメリットがあり、かつサービス内容もしっかりしている、そんな会社を選ばなければ、かえって経営の足を引っ張ってしまうかもしれません。賃貸経営、建物管理に関するご相談はいつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。

「住生活新聞 2019.02より抜粋」